SIMロック解除が必要ないトリプルキャリア対応の格安スマホ

通常、格安スマホのユーザーは、今ままで使っていたスマホに格安SIMを使うケースが全体の8割を占めるようです。その場合、スマホはSIMロック解除をしてから使用するか、ドコモ端末を格安スマホに利用する人が大半でした。

「SIMロック解除」は、自分名義のスマホ以外はできないし、中古で購入した端末や人から譲り受けたスマホなどではできないんです。

そもそも「SIMロック解除」って聞くと、「やっぱりちょっと難しいそう」とか「なんか抵抗があるな〜」とか少しハードルが高い感じですよね。

実際は、SIMロック解除は今ではものすごく簡単で誰でも簡単にできちゃうんですが、それでもハードルが高そうだという印象があるのは確かですよね。

でも、実を言うと、SIMロック解除をしなくても使用できる格安スマホ事業者があるんです。

SIMロック解除が必要ないケースと併せて詳しく解説します。

格安スマホでもSIMロック解除は必要ない場合があります

SIMロック解除が必要ないケース

SIMロック解除が必要ない場合

スマホの通信回線と格安スマホの通話・データの回線プランと同一の場合は、SIMロック解除が必要ありません。

日本の携帯電話回線は、大手3大キャリアと言われている、NTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンク回線の3つがあります。

これらのキャリアが販売したスマホは、そのキャリアの通信回線だけが使用できるようにSIMロックされています。

そして、格安スマホは、これらキャリアの通信回線を「借りて」いて、そのキャリアの通信回線が使えるSIMカードを借りているに過ぎないんです。

だから、原則、キャリアで販売されていたスマホの通信回線と同一の回線プランであれば、格安SIMのSIMカードに挿し替えるだけで使えるんです。

スマホは、基本的に

  • ドコモ版スマホ
  • au版スマホ
  • ソフトバンク版スマホ
  • SIMフリー版スマホ

の4種類のスマホがあります。SIMフリー版スマホはどこのキャリアのSIMカードでも使用できるスマホを言います。

格安スマホ事業者が端末と一緒に販売している、「HUAWEI(ファーウェイ)」や「ASUS(エースース)」などのブランドが主にSIMフリー端末として販売されています。日本のブランドでは、シャープもSIMフリー端末を販売していますね。

Appleストアで販売されているiPhoneもSIMフリー版です。

一方、キャリアで販売されているiPhoneはSIMロックされています。

通常、各キャリアのスマホは、各社の通信回線にSIMロックされています。対応するキャリアのSIMカードしか使えない訳です。

格安スマホ事業者で販売されているスマホは、どこのキャリアの通信回線にも属さないSIMフリー版スマホでSIMロックはされていないので、どこのキャリアのSIMでも、また海外の現地のSIMでも使えるわけです。

このようにSIMロックされているスマホは、通信回線が一致するSIM(各社の通信回線用)だけが認識されるようになっています。

例えば、ドコモで売られているスマホ(ドコモ版スマホ)は、ドコモの回線のみが使えるようにロックを掛けています。

したがって、ドコモ版スマホには、ドコモ回線プランであれば、SIMロック解除なしにそのままSIMカードを挿し替えるだけで使えます。

このように、もう一度言いますが、SIMロックされているスマホは、ロックされている通信回線と格安スマホの回線プランが一致すれば、SIMロック解除は必要ない訳です。

SIMロック解除が必要なケース

SIMロック解除が必要な場合

ドコモ版スマホでソフトバンク通信回線プランを使いたい場合には、SIMロック解除が必要になります。

逆に、ソフトバンク版スマホでドコモ通信回線プランを契約したい場合もSIMロック解除が必要になります。

一方、SIMロックされているスマホは、「SIMロック解除」を行うとどの通信回線のSIMでも認識するようになります。

ただし、au回線の場合は、注意が必要です。au回線はドコモやソフトバンクの通信回線と少し技術的に仕様が異なる(技術的用語で言えばau 4G LTE、 VoLTEやCDMA2000技術など)ので、SIMロック解除をしても使えない場合があるので、注意が必要です。必ず、動作確認済み端末のリストを確認しましょう。

以下に、私の失敗談を紹介しています。気をつけてください。

とっても経済的な格安SIMの契約で、自分のスマホで動かないという結果に。。。SIMロック解除をしたからといっても、全てのキャリア回線に対応している訳ではありません。 私の失敗談を交えて失敗しない回線プランの選び方をご紹介します。

海外旅行などで現地通信会社のSIMを使いたい時

海外旅行などでその国の通信会社のSIMを現地で購入して使う場合にも、SIMロック解除をしておく必要があります。

私は、アメリカに旅行した時には、most SIMというSIMを利用しましたが、これもSIMロック解除したスマホが必要でした。

海外旅行やビジネスでデータ通信を使い放題で楽しむことができるMOSTSIMを紹介します。データ通信やアメリカ国内の電話が無制限なので、気持ち的に安心して海外旅行を楽しむことができます。MOSTSIMの使い方と実際に使った感想を紹介します。

SIMロック解除が必要ないトリプルキャリア対応の格安スマホ!

既に、上述したように、SIMロックされているスマホでも、スマホの通信回線が一致する場合はSIMロック解除が必要ありません。

格安スマホ事業者(MVNO)の中には、全ての通信回線プラン(トリプルキャリア対応)に対応した事業者があります。

具体的には、ドコモプランやauプラン、ソフトバンクプランと言った回線プラン全て対応しているんです。

この場合は、どの種類のスマホでも、SIMロック解除なしで使用できることになります。

ドコモ版スマホを持っている人ならドコモプランを、au版スマホを持っているならauプラン、そしてソフトバンク版スマホならソフトバンクプランを契約することでそのまま格安SIMカードに挿し替えて使えるんです。

もちろん、SIMフリー版であれば、どの回線でも使用可能です。au回線だけは要注意なので、SIMフリー版スマホの場合は、ドコモプランかソフトバンクプランを契約するのがおすすめです。

Appleで販売されているSIMフリー版iPhoneの場合は、au回線含め全ての回線に対応済みなので、安心してどのプランに契約しても問題ありません。
ただし、古い機種では非対応の場合もあるので注意です。

全キャリア対応の格安スマホ(トリプルキャリアに対応)

今のところこれら3社がトリプルキャリアに対応しています。

持っているスマホと同一の回線プランでも気をつけよう

端末があまりにも古いと通信規格が古過ぎて使えないケースも

スマホ端末やあまりにも古いスマホ、ガラケー(ガラパゴスケータイの略で、日本独自通信規格でガラパゴスと揶揄された。主に折畳みタイプなどが主流、画面は小さくドコモのiモードやケータイメール、通話が主な使用用途)の場合には、現在の携帯電話通信規格である4G LTEに対応していないスマホやガラケーがあります。この場合は、通信回線プランがスマホのキャリアと同一でも使用できない可能性があります。

必ず、契約前に自分の端末が動作確認済みかどうか確認しましょう。

キャリアメールは使えない!

格安スマホでは、たとえ今までと同じキャリアプランを格安スマホ事業者(MVNO)で契約しても、キャリアメール(@docomo.ne.jp、@ezwab.ne.jp、@au.com、@softbank.ne.jp、@i.softbank.jpなどのメールアドレス)は使えなくなります。

今後格安スマホに乗り換えようと思っている場合には、「Gmail」などのメールサービスに乗り換えておくことをおすすめします。

全ての格安スマホで「Gmail」を使用することが可能です。

au版スマホはVoLTE対応端末が必須!!

最新のSIMフリー版スマホでもau回線プランに対応していない機種が多数あります。

auの通信規格は、ドコモやソフトバンクと似て非なるものであるため、SIMフリースマホでau回線プランを契約したけどSIMカードを認識してくれない、通話できないなどの問題が起こる可能性があります。

それは、au回線は通話に使用する無線電波の規格が異なるんです。auの通話に使用される通信規格は4G LTEに独自ファームウェア(プログラム)でVoLTEという技術や3G CDMA2000という規格が使用されています。一方、ドコモやソフトバンクはデータ通信に4G LTEを使い、音声は3G WCDMAを使用しています。

結局、SIMフリー機種でも、au回線を使用したい場合には、au VoLTEやCDMA2000と言った通信規格に対応している必要があります。もちろん、auで販売しているスマホは、これら技術に対応した端末を販売しているので、この端末で格安スマホのau回線プランを使用することができるという訳です。

少し難しい話になりましたが、要はauだけが異なる通信技術を採用しているので、au回線プランを選ぶ時には気をつけて契約してください。必ず、動作確認済み端末リストなどを確認してください。

さらに、auでは、使用されているSIMカードを監視しているとも言われています。

au回線を契約して使えなかった失敗談をこのページの上の方にリンクがありますので、参考にしてください。

SIMフリー機種だからと言って動作確認済みリストを確認せずに契約しないように気をつけましょう。必ず動作確認済みリストを確認してから契約するようにしましょう。

キャリア版スマホは、テザリングは使えない端末があるので注意!?

テザリングとは、スマホのデータ通信を使って様々な機器をインターネットに繋げる機能のことで、通常はWiFiを使ってスマホと接続します。

スマホのデータ通信回線を複数の機器で共有して接続できるので、それぞれの機器でデータ通信プランを契約する必要がありません。

例えば、仕事で使っているパソコンをスマホ経由(テザリングして)でインターネットに接続したり、WiFi対応のタブレットでスマホのデータ通信を使用してインターネットを見たりすることができる訳です。

そんな便利な機能のテザリングですが、キャリア版スマホの中にはこのテザリングが使えない機種もあるので、勢い勇んで格安スマホを契約したけど、テザリングが使えないなんてこともあります。

キャリア版スマホをテザリング目的で使用する場合には、事前に使用可能か確認してから契約した方が良いでしょう。

最後に

今回は、自宅に眠っているキャリア版スマホを格安スマホとして使用する場合などに、SIMカードを挿し替えるだけで、SIMロック解除が必要ない格安スマホ事業者を紹介しました。

特に、中古スマホや譲り受けたスマホはSIMロック解除ができないので、トリプルキャリア対応の格安スマホ事業者でSIMカードを挿し替えるだけで対応できるのは嬉しいですよね。面倒なこともなく格安なプランをそのまま使えて家計を救ってくれること間違いなしです。

是非、参考にして見てください。